
股関節の痛み
股関節の痛みの原因もいろいろあります。
最も有名なものとしては変形性股関節症といって
股関節の軟骨がすり減り、大腿骨と骨盤の骨が直接ぶつかるものがあります。
右のレントゲンは進行した右側の変形性股関節症で軟骨がすり減り、大腿骨の丸い
骨頭と呼ばれる骨も変形しています。ここまで変形してしまった場合は手術治療が 選択される場合が多いと思います。

変形してしまう原因はいろいろありますが、一番多いのは臼蓋形成不全という生まれつき大腿骨頭の覆いが少ない方(右のレントゲンの矢印)が至ることが多い印象です。
当院では仙腸関節を治療する事により症状は改善することが多いため、仙腸関節に対するリハビリにより症状を改善させます。ただし変形がしっかりあった場合には、他の部位の痛みに比べ痛みは再発しやすい傾向があるため、定期的に治療を行っていかなければいけない傾向がありあます。
ではなぜ仙腸関節を治療すると症状が改善するかについてですが

仙腸関節の治療のセクションでも書きましたが、仙腸関節の状態が悪くなるといずれかの筋肉を引っ張ってくると考えられます。右の絵のように恥骨筋を引っ張ってくると、

右の絵のように痛みが出現します。
この状況は大腿骨頭を骨盤の臼蓋に押し付ける力が加わり

矢印のように力がかかっていると股関節にかかる摩擦力が強くなり、その状態で体重がかかり動かしていると股関節の軟骨が摩耗してくると考えられます。
この状態に至ると、当院でのリハビリの効果も限定的になってしまいますので、そこに至らないように痛みのある方は定期的なリハビリが必要になることが多いです。
特に先ほどの臼蓋形成不全がある場合はその傾向が強くなります。
当院で治療が可能な股関節痛
変形性股関節症、原因不明な股関節部痛、小児の発熱のない股関節部痛
当院では治療が困難な股関節痛
化膿性股関節炎(0-1歳前後にみられる、発熱があり股関節を動かそうとすると泣くようなもの)
→病院で入院治療が必要です
